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2009/09/20

リード フェスティバル・プレリュード 

アメリカの作曲家・指揮者として活躍したアルフレッド・リード(1921~2005)は、生涯に200曲以上の吹奏楽作品を残した20世紀を代表する吹奏楽界の巨人である。

Reed

10歳でトランペットを、15歳の時には作曲を学び、第二次世界大戦では陸軍航空隊に所属し、バンドの副指揮者として活躍した。終戦後に、ジュリアード音楽院において再び作曲を学ぶ。
1966年にマイアミ大学の音楽学部の教授に就任し、同大学のウインドオーケストラを指揮するようになる前後から、世界を股にかけた活躍が始まる。

親日家としても知られ、1965年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲に、彼の『シンフォニック・プレリュード』が採用されたことから日本との関係が始まり、1981年の初来日以降、プロ・アマ問わず全国各地の吹奏楽団を指導するなど、日本の吹奏楽の発展に多大な功績を残した。

代表作には、『アルメニアン・ダンス(パート1)』や7曲の『吹奏楽組曲』などがあるが、今回紹介する『フェスティバル・プレリュード(音楽祭のプレリュード)』も、1957年に作曲された彼の最も知られた作品のひとつで、初演当時から人気が高く、1970年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲にも選ばれている。

曲は、高らかに奏されるファンファーレに始まり、3連符のシークエンスでクレッシェンドしていく部分は、いやが上にも聴く者の心を高揚させる。全曲を通して緩急のバランスが巧妙で、「ハレ」の気分あふれる傑作である。

日本の吹奏楽関係者の間では「音プレ」の愛称でも親しまれ、演奏会のオープニングでも、よく取り上げられる。

演奏時間はおよそ5分

【お薦め盤】
アルフレッド・リード指揮、東京佼成ウインドオーケストラ(佼成出版社)

Reedcd


【追記】
youtubeに音源が掲載されています。※演奏は異なります。

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