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2009/06/13

バックス 交響詩『ティンタジェル』

アーノルド・エドワード・トレヴァー・バックス(1883~1953)は、ロンドン生まれのイギリスの作曲家である。

Bax

裕福な家庭に生まれ育ち、王立音楽院から王立音楽大学に進み、スタンフォードやパリーに学んでいる。学生時代に、古代ケルト民族の民話に触れ、以後の生涯を、アイルランドやスコットランドを拠点に、ケルトの民族色を基盤に置いた作曲家として活躍する。

代表作としては7曲を数える交響曲が挙げられるが、今回取り上げる『ティンタジェル』や『11月の森』など、古代ケルトの人々や自然に霊感を受けて作曲された交響詩が有名である。R.シュトラウスやエルガーなどの後期ロマン派にドビュッシーやラヴェルなどの影響が加味された幻想的で色彩豊かな作風が特徴である。

この交響詩『ティンタジェル』は、1919年に作曲された彼の最も広く知られた作品。アーサー王伝説のティンタジェル城の栄華を表現した曲で、冒頭から壮大な海の情景が描かれ、中間部では城にゆかりのあるトリスタン伝説にちなんで、ワーグナーの歌劇『トリスタンとイゾルデ』からの一節も引用される。

演奏時間は約15分半。

【お薦め盤】

バーノン・ハンドリー指揮、BBC交響楽団(シャンドス)

Baxcd


【追記】

youtubeに名演奏が掲載されています。(2012年1月加筆)

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