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2008/08/10

テレマン 無伴奏ヴァイオリンのための12の幻想曲

私事ながら、今日は僕の誕生日である。
そこで今回は、僕のとりわけ思い出深い音楽を紹介させたいただくことにしたい。


後期バロック時代に活躍したドイツの大作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681~1767)は、J.S.バッハやヘンデルと同時代に活躍した音楽家で、生前は彼らをしのぐ人気を博した。

Telemann_2

あらゆる分野にわたり数千曲にもおよぶ膨大な作品を残したとされ、その多くは失われてしまったのが惜しまれるが、歌劇や協奏曲、宗教曲などにおいて、優れた作品が現存する。特に「ターフェルムジーク(食卓の音楽)」と題された組曲やソナタなどの器楽曲集はよく知られ、よく演奏される。

今回取り上げるのは、彼がハンブルク市の音楽監督として活躍した時代の代表作のひとつである『無伴奏ヴァイオリンのための12の幻想曲』である。

1735年、かのJ.S.バッハの作品と前後して書かれたこの曲集は、12の曲それぞれが急緩急の3楽章、あるいは緩急緩急の4楽章からなり、ヴァイオリンの多彩な表現力と対位法を駆使した聴き応えのある作品となっている。

僕にとって、初めて聴いた「無伴奏ヴァイオリンのための曲集」とは、この作品(演奏)のことであり、その感動は今でも忘れられない。バッハの不朽の名作を知った後でも、やはりこのテレマンの曲集に強い愛着を持って今日に至っているのである。

演奏時間は全曲で約63分

僕はこの曲を、高校時代に購入したLPレコードで所有している。今回は下記のCD盤を紹介させていただく。

【お薦め盤】
アルテュール・グリュミオー(フィリップス)

Telemanncd


【追記】
youtubeにも、いくつかの演奏が掲載されています。ぜひお聞きください!(2010年2月加筆)
※もちろん推薦盤とは異なります。

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