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2008/02/16

ボエルマン ゴシック組曲

18世紀末のフランス革命の混乱により、フランス国内のオルガンの多くは、教会とともに破壊されてしまう。しかし、19世紀の中ころになると、教会の再建に併せて新型のオルガンが設置されはじめ、フランクやサン=サーンスらは、こうしたオルガンに新たな可能性を求めて、多くの作品をつくった。

これら「フランス・オルガン楽派」と呼ばれる作曲家たちの流れに属するのが、レオン・ボエルマン(1862~1897)である。

Boellmann

彼は、ニーデルメイエ宗教音楽学校でウジェーヌ・ジグーらに師事。同門にフォーレがいる。1871年に優秀な成績で卒業した彼は、パリのサン・ヴァンサン=ド=ポール教会でオルガニストを勤める。1885年からは、母校で教鞭を執るとともに、作曲家やピアニストとしても活躍し、将来を嘱望されたが、35歳の若さで亡くなった。

彼の最もよく知られている作品は、1895年につくられたオルガンのための『ゴシック組曲(作品25)』で、オルガン音楽の分野では、最も有名な作品のひとつ。

曲は「序奏とコラール」「ゴシック風メヌエット」「ノートルダム(聖母)への祈り」「トッカータ」の4曲からなる。特に、第4曲「トッカータ」が有名であるが、僕的には第3曲の「ノートルダムへの祈り」が、温かで静謐な美しさにあふれていて、最もお薦めの1曲である。

演奏時間はおよそ15分

【お薦め盤】
ミヒャエル・ポール(Org)

Boellmanncd_3


【追記】
youtubeにもたくさんの動画が掲載されています。(2009年2月1日加筆)
※映像は、第3曲「ノートルダムへの祈り」です。

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