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2007/01/07

ウィレン 弦楽のためのセレナード

スウェーデンの作曲家ダグ・ウィレン(1905~1986)は、5曲の交響曲をはじめ、管弦楽曲、協奏曲、室内楽曲、合唱曲、オペレッタなど数多くの作品を残しているが、新古典主義を基調とした作風は、明快で親しみやすい。

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1926年からストックホルム国立音楽アカデミーで学ぶが、その時に聴いたオネゲルの劇的オラトリオ『ダヴィデ王』に感銘を受け、1932年に奨学金を得てパリに出て作曲の研鑽を積んだ。ストラヴィンスキーに会ったのもこの時期である。

1935年、母国に戻った彼は、スウェーデン作曲家協会に所属するとともに、翌年から、母校で教鞭を執りはじめる。今回ご紹介する『弦楽のためのセレナード(作品11)』や『交響曲第2番(作品14)』などは、こうした時期の作品で、以降、数十年にわたり精力的に作品を発表する。

1937年に作曲された『弦楽のためのセレナード』は、彼の最もよく知られた作品で、4つの楽章で構成される。どこまでも透明感を失わないメロディや高貴かつモダンなハーモニー、絶妙のリズム感など、センスの良さが随所に表れた名曲であり、弦楽オーケストラにとって重要なレパートリーのひとつとなっている。

演奏時間はおよそ14分半

【お薦め盤】
ギルドホール弦楽アンサンブル(RCA)

Wirencd


【追記】
youtubeに演奏が掲載されています。(2010年2月加筆)
※推薦盤とは異なります。

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