« ジョージ・ウィンストンの「オータム」 | トップページ | ジョリヴェ フルートと弦楽合奏のための協奏曲 »

2004/11/07

ジョスカン・デ・プレ アヴェ・マリア

フランスの作曲家ジョスカン・デ・プレ(1440?~1521)は、ルネサンス期における最大の作曲家といわれている。

Josquindesprez

若いころに、フランス(当時はブルゴーニュ公国)からイタリアに移った彼は、ミラノで聖歌隊の一員となり、生涯の大半を過ごす。
その後、ローマ教皇庁の歌手となり、1500年を過ぎたころからは、故国フランスで国王ルイ12世の宮殿で活躍し、晩年は、フランドルのノートルダム教会で主任司祭の職にあったという。

生涯に、ミサ曲やモテットなどの宗教曲をはじめ、シャンソンやイタリア語世俗歌曲など多くの作品を作曲したが、今回ご紹介する『アヴェ・マリア』は、彼の最も名高い作品である。

15世紀の終わりころに作曲されたと考えられ、ポリフォニックな中に、ホモフォニーを部分的に取り入れるなど、ルネサンス期の典型的な書法で作曲されている。ここで歌われる精緻かつ敬虔な祈りは、手を合わせたくなるほど素晴らしい。

なお、余談ではあるが、戦国時代末期の日本で、帰国した4人の天正遣欧少年使節が、聚楽第において豊臣秀吉の前で演奏した曲に、彼の曲が含まれていたと伝えられている。

演奏時間は、およそ5~7分

下記のCDは、この名曲の決定版として名高い。

【お薦め盤】
ザ・ヒリヤード・アンサンブル(EMI)

Josquindesprezcd


【追記】
演奏は異なりますが、youtubeにいくつか掲載されています。


« ジョージ・ウィンストンの「オータム」 | トップページ | ジョリヴェ フルートと弦楽合奏のための協奏曲 »

作曲家、この一曲(サ行~タ行)」カテゴリの記事

コメント

ジョスカン デプレのアヴェマリア、素晴らしい演奏を教えてくださり、本当にありがとうございました。昔は、時間があれば、ラジオで音楽を聴いていました。今はすっかり日常の生活に追われ、音楽を忘れてしまっています。
同じ曲でも、演奏で全く違ってしまいますね。
寝る前に、この曲を聴いています。ありがとうございます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ジョスカン・デ・プレ アヴェ・マリア:

« ジョージ・ウィンストンの「オータム」 | トップページ | ジョリヴェ フルートと弦楽合奏のための協奏曲 »

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

Twitter

無料ブログはココログ

Amazon ウィジェット

  • ウィジェット