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2004/10/24

鈴木良雄の「タッチ・オブ・レイン」

今回は、フュージョン系のアルバムから、1986年に発表された鈴木良雄のアルバム「タッチ・オブ・レイン」を紹介したい。

日本を代表するジャズ・ベーシストのひとりである鈴木良雄(1946~ )は、ヴァイオリニストであり、鈴木メソッドの創始者である鈴木鎮一を叔父に持つ音楽一家に生まれた。

幼少のころからピアノやヴァイオリン、ギターなどを学び、早稲田大学卒業後、渡辺貞夫に師事し、彼の勧めもあってベーシストに転向、渡辺貞夫らのグループで活躍する。
その後、ニューヨークに移り住み、11年間、スタン・ゲッツやアート・ブレイキーほか数々のミュージシャンとセッションを重ねキャリアを積む。そして帰国直後に発表されたのが、この作品である。

今回のアルバムの中で、僕が特にお薦めなのが、1曲目の『アワー・サンデー・モーニング』である。
透明感を感じさせる冒頭のピアノと、続くソプラノサックスの温かなメロディーが素晴らしく、それらを支える彼のベースが、何と朝のすがすがしい情景にマッチしていることか!

なお、このアルバムで彼は、作曲とアレンジそしてベースの他に、生ピアノやシンセサイザーも担当している。
まさにオールマイティなジャズ・ミュージシャンである。

 井上淑彦(ソプラノ・サックス)
 秋山一将(エレクトリック・ギター)
 山木秀夫(シモンズ・ドラムス)
 斉藤純(パーカッション) ほか

【お薦め盤】
タッチ・オブ・レイン~〈ミュージック・インテリア7〉
ビクター VDP-1085

Suzukiyoshiocd


【追記】
上記の曲ではありませんが、youtubeで彼の数々の演奏を聞くことができます。(2009年2月1日加筆)

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