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2004/10/10

ツェルニー 交響曲第2番

オーストリアの作曲家兼ピアニストであり、音楽教師でもあったカール・ツェルニー(1791~1857)は、現在はもっぱらピアノの練習曲で知られているが、他にも1000曲を超える作品を残している。

Czerny

ベートーヴェンにピアノを学び、『皇帝協奏曲』をはじめ多くの作品の初演を手がけるとともに、秘書として身の回りの世話もしていた。また、優れたピアノ教師でもあり、最も有名な弟子にフランツ・リストがいて、彼を師匠のもとに連れて行き、ピアノ演奏を聴いてもらったというエピソードも残されている。

作曲家としてのツェルニーは、ピアノ曲以外にも、管弦楽曲や室内楽曲など、ロマン派初期の様式に基づく作品を残しているが、今回取り上げるのは、『交響曲第2番ニ長調(作品781)』である。

彼は、交響曲を6曲(不確定)残しているが、この第2番は全編、ハイドンやベートーヴェンの影響を強く残しながら、シューベルトやメンデルスゾーンなど、ロマン派初期の香りも感じられる佳作で、師匠の名作に並ぶとは言い難いが、熟練の筆運びで聴かせる、演奏時間およそ40分に及ぶ堂々たる作品である。

【お薦め盤】
ニコス・アシナス指揮、フランクフルト州立歌劇場管弦楽団(SIGNUM)

Czerny_sym_no2

【追記】
youtubeに、この曲がありました。すごいですね!(2010年3月29日加筆、2013年10月14日変更)

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