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2004/09/04

マルティーノ  セラ・ラ・ルナ(月ありき)

今回ご紹介するマンドリン曲『月ありき』の作曲者であるウムベルト・デ・マルティーノについては、イタリア人であること以外、詳しいことは何も伝わっていない。

1908年、ミラノのマンドリン雑誌「イル・プレットロ」が主催した、第1回マンドリン合奏曲作曲コンクールに入賞した9人の受賞者のうちの一人が、このマルティーノであった。翌年、ベルガモで開催されたマンドリン演奏コンクールで課題曲になってからは、一般に広く演奏されるようになったという。

日本では、原題の「セラ・ラ・ルナ(C'era La Luna)」あるいは、略して「セラルナ」とも呼ばれているが、邦題の「月ありき」 という名前で呼ばれることも多い。

ギターのイントロに続いて、マンドリンによる切なくも美しいセレナードの主題(イ短調)が奏でられる。29小節目から中間部に移り、イタリア民謡風の明るいイ長調のメロディーが登場するが、40小節目からの第2マンドリンに始まる中間部後半が、この曲最大の聴きどころといえよう。

短い作品ながら、マンドリンオーケストラの魅力が堪能できる名曲である。

演奏時間はおよそ4分半

【お薦め盤】
平光保指揮、岐阜シティマンドリン合奏団(VOXEE)

Mandlinecd


【追記】
マンドリン合奏版ではありませんが、こちらのHPにMIDI音源が掲載されています。(2010年12月15日加筆)

ようやくyoutubeにもマンドリン合奏による音源が掲載されました!(2013年3月8日加筆)


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