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2004/09/12

リリ・ブーランジェ  詩篇第24番

パリの音楽一家に生まれたリリ・ブーランジェ(1893~1918)は、生まれながら消化器系に原因不明の障害をかかえていて、医師から長く生きられないことを宣告されていた。

しかし、音楽の才能に恵まれ幼少期から神童ぶりを発揮し、姉のナディアと同様、やがてパリ音楽院に進む。音楽院ではフォーレらに可愛がられ、やがて大きく才能を開花させる。そして1913年には、姉が果たせなかったローマ大賞を受賞した。

Lili_boulanger

魅力的な性格と容姿、そして何よりも敬虔なカトリック信者であった彼女は、その後も病魔と闘いながら、主に宗教曲や室内楽曲の作曲を続ける毎日だったが、1918年、ついに24年の短い生涯を終える。

この『詩篇第24番』は、1916年、彼女が22歳のときの作品で、冒頭から、オルガンを伴った金管群のファンファーレとともに、男声合唱が栄光の王ヤハウェへの賛美を歌う。短い作品ながら、強烈なエネルギーに満ちあふれた輝かしい傑作だと思う。

演奏時間はおおよそ4~5分

【お薦め盤】
ニール・マッケンジー(Ten)、ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮、BBSフィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響合唱団(シャンドス)

Psaume24


【追記】
youtubeに、この作品の音源がアップされています。(2009年2月1日加筆)
※彼女の姉、ナディア・ブーランジェ指揮による演奏。

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