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2004/09/25

ヨハン・シュトラウス2世 ロマンス第2番

オーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世(1825~1899)は、「ワルツ王」として世界中にその名を知られるとおり、6歳の時に初めてのワルツを書いて以来、生涯に500曲を超えるワルツを作曲した。また、1844年から独自の楽団を編成し、指揮者兼ヴァイオリニストとしてロシアやアメリカを含むヨーロッパ各地で演奏を行い、ウィンナ・ワルツの全盛時代を築いた。

Johannstrauss_ii_2

現在でも、毎年元旦、ウィーン楽友協会大ホールで開催されるウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」では、恒例の『美しく青きドナウ』をはじめ、彼の曲が数多く演奏されている。

今回ご紹介するのは、ワルツやポルカではなく、チェロと管弦楽のための『ロマンス第2番ト短調(作品255a)』である。

この作品は、彼がロシアの鉄道会社との契約で、ロシアのパブロフスクで演奏会を開き成功を収めた後の、1860年から1865年の間に作曲された6曲のロマンスのひとつ。序奏に引き続いて独奏チェロが、喜歌劇『こうもり』の「ロザリンデの嘆き」にも通ずる、哀愁を帯びた印象的なメロディーを朗々と歌う。

彼のメロディーメーカーとしての才能を存分に味わえる、魅力的な佳作である。

演奏時間は約5分

【お薦め盤】
レジーナ・ジャスリン(Vc)、クリスチャン・ポラック指揮、スロバキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団(マルコ・ポーロ)

Johannstrausscd


【追記】
youtubeにいくつか音源があります。(2010年3月29日加筆、2012年7月8日修正)
※演奏は異なります。


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