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2004/09/19

スヴェンセン  弦楽のための2つのスウェーデン民謡

ノルウェーを代表する作曲家のひとりであり、指揮者やヴァイオリニストとしても活躍したヨハン・スヴェンセン(1840~1911)は、親友のグリーグとともに自国の音楽の発展に尽くした人物である。

Svendsen

彼は、祖国ノルウェーの民謡風の旋律を巧みに織り交ぜた、情感豊かな曲を数多く残した。
2曲の交響曲をはじめ、交響詩や狂詩曲などが知られるが、とりわけ、独奏ヴァイオリンと弦楽のための『ロマンスト長調(作品26)』は、澄んだ空に高く舞い上がるかのような美しいメロディーが印象的で、多くのヴァイオリニストのレパートリーとして取り上げられている。

さて、今回ご紹介するのは、1876年の『弦楽のための2つのスウェーデン民謡(作品27)』から第1曲「星月夜の下に(天の砦の下なるすべて)」である。短い序奏に続いて第1ヴァイオリンで歌われる旋律は、悲しくもロマンティックで美しく、聴く者の心に迫るものがある。全曲わずか38小節の小品が、かくも人の心を打つとは!ぜひ、お聞きいただきたい名曲である。

なお、第2曲「古き自由な、峰連なる北の国」は、現在、スウェーデン国歌として知られている曲である。

第1曲の演奏時間は、およそ3分

【お薦め盤】
ネーメ・ヤルヴィ指揮、エーテボリ交響楽団(BIS)

Svendsensym


【追記】
演奏は異なりますが、youtubeに演奏が掲載されました。(2010年2月1日加筆)

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