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2004/08/07

グラズノフ バレエ音楽『ライモンダ』

ロシアが生んだ偉大な音楽家のひとりであるアレキサンドル・グラズノフ(1865~1936)は、幼少期から神童と呼ぶにふさわしく、飛び抜けた才能を持ちあわせていたが、作曲家としてはチャイコフスキーやリムスキー=コルサコフらに比べ、いまいち知名度が低いのが残念である。

しかし、ペテルブルク音楽院の院長をはじめとして、ロシア(ソビエト)の音楽界に果たした功績はきわめて大きいものがあり、多くの若手作曲家の作品の初演において指揮を行ったことでも知られている。ちなみに、音楽院時代の最も優秀な弟子にショスタコーヴィチがいる。

Glazunov

今回取り上げる『ライモンダ(作品57)』は、名振付師であったプティパの依頼により、1897年に書かれた3幕物のバレエ音楽で、彼の作品の中でも、とりわけ詩情豊かな旋律に溢れた曲として、クラシックバレエの世界でも好んで取り上げられる作品のひとつとなっている。特に、第1幕の「ロマネスカ」や「間奏曲」で聴ける音楽は、夢のように美しい。

名指揮者ヤルヴィ指揮による演奏は、残響豊かなホールの響きと相まって、きわめてロマンティックである。

【お薦め盤】
ネーメ・ヤルヴィ指揮、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(シャンドス)

Raymonda


【追記】
名曲のため、youtubeに映像が多数掲載されています。(2010年3月29日加筆)
※「第1幕の間奏曲」(演奏は異なります)


ロシアの巨匠オイストラフによるヴァイオリン演奏も名演です。


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