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2004/08/29

カプースチン 8つの演奏会用エチュード

ロシアの作曲家でありピアニストのニコライ・カプースチン(1937~ )は、モスクワ音楽院で学ぶかたわら、在学中からジャズに傾倒し、クインテットやビッグ・バンドで演奏活動を続けた。
今日まで、クラシックの形式による、きわめてジャジーな作品を数多く発表している。

1984年に作曲された、この『8つの演奏会用エチュード(作品40)』は、彼の代表作とみなされており、最もよく知られた作品である。

第1曲「前奏曲」から第8曲「フィナーレ」まで、いずれも2~4分程度の小品から成り、独立してもよく演奏される。
いずれの曲もきわめて高度な演奏技術を要求する作品ばかりだが、すぐれて個性的、魅力的である。

とりわけ僕のお薦めは、「トッカティーナ」と名付けられた第3曲であるが、ピアノによるパラディドル(両手で奏するさまざまなリズムパターン)を駆使し、圧倒的な迫力で一気に駆け抜ける爽快感は格別である。

CDでは、アムランほか数多くの技巧派ピアニストの華麗な演奏が聴けるが、ここでは作曲家の自作自演をお薦めしたい。

【お薦め盤】
ニコライ・カプースチン(トリトン)

Kapustincd


【追記】
人気曲でもあり、youtubeにも動画が多数アップされているようです。ぜひ、ご覧ください。(2009年2月1日加筆)

※音が少々歪んでいますが、ご了承ください。


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