音楽に向き合える幸せ
ここ1年半ほど前から、公私ともに、いろいろな出来事が重なって、ブログの更新ができなくなってしまった。
あいかわらずツイッターは続けていて、そちらでは音楽に限らず、様々なことをつぶやき、今やメインツールになっている。一方で、それこそ自分の生活に大きなウエイトを占めるほどのめり込んだはずのブログは、ほとんど手つかずのままだ。今も当時から書きためた記事はいくつもあるのだが、内容のチェックが行き届いていないので、掲載は見送っている
演奏会へは、一時期は年間130回を超えるほど出かけていた。他にも美術館などに行く機会も多かったので、一週間に平均3回以上は何らかの鑑賞に出かけていた計算になる。さすがに現在は、そのような芸当は無理だが…。
演奏会等に出かけて、いい演奏に遭遇すると、どうしてもこのブログへの記事を書こうという思いがわき上がり、純粋に目の前の音楽にのめり込めなくなる自分がいて、自分で自分を追い込んでいるようなことが多くなった。いくつもの未定稿の記事が宿題のようになり、更新が大きな負担になってしまっていたことは否めない。記事のための写真を撮ろうとしても、ホール内では、演奏前であっても写真撮影が禁じられているところもあり、何度もホールスタッフに注意されたこともあった。
CDを買うペースは若干落ちたものの、たくさん取り寄せて部屋は山のようだ。ただ、じっくり聴く時間が取れないのが悩みである。
また、佐村河内守氏のゴーストライター事件が起こり、当ブログ内でも、それまでにいくつか記事を掲載してきたため、ご批判をいただいた。この件も、更新に慎重になった一因かもしれない。(この件については、今後、当ブログ内で総括しようと考えている)
趣味のピアノ演奏も、一時期はレパートリーも増えたたため、私家盤でCDでもつくろうかと考えたほどの時期もあったが、今では、まず弾かなくなった。新しい電子ピアノもほしいのだけれど、今使っている30年物のヤマハPF-15には思い入れが深く、どこも悪いところはないので手放すわけにもいかない。
周囲が慌ただしくなり、なかなか落ち着いて音楽に向き合う時間が取れなくなった分、そうした時間がいかに貴重か、贅沢なことかを思い知らされている。
今後は少しずつでも、ノルマに縛られることなく、ブログを再開していけたらと思う。記事に書き起こすことで、自分の感動も新たになるし、この拙い記事を読んでくださる人がいることを心の支えにして。
管理人 拝
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